
㉘レポート2(材料歩留まり計算表)
ここではもう一つのレポート【材料歩留まり計算表】について説明します。
ここでも重要なのは正しく計算が出来ている事とノギスでの測定や単位を理解して記入することです。
歩留まり率は、使用した材料(持参量-残量)、単位重量(製品1個当たりの重量)、良品数を基に計算します。
持参量/残量/使用量は小数点第一位まで記入します。
単位重量は小数点以下切り捨てですので、49.5gだと49gになります。
単位重量×良品数を記載する欄がありますが、ここは小数点第2位まを四捨五入して、
小数点第一位まで記載します。
例えば1.55㎏ならば1.6㎏となるわけです。
歩留まり率は(単位重量×良品)÷材料使用量です。
小数点第三位まで計算して、四捨五入して、百分率(%)で記入します。
例えば計算後0.356ならば0.36となり36%となります。
レポート提出までが検定時間となる場合がほとんどですので、レポートが出来たら検定員へ終了の報告を行います。
※材料歩留まり計算表の計算をするタイミングですが、
PS樹脂の計算はPSからPCへパージしている間に行うのが時間短縮で効率的です。
後半は時間もなく焦りがちなので、時間は有効利用するように心がけましょう。
コメント
一級試験受けましたが、製品についてそこそこまあまあな感じ、ただしレポートの計算が間違えたので合格難しいですか?教えてください!
レポートへの配点を存じ上げておらず・・・すみません。
しかし作業/製品品質での減点が無ければ合格する可能性もあるかと思います。
合否結果はまだまだ先ですが良い結果である事を祈っております。